ロンドンだけじゃもったいない!イギリスの魅力を再発見する地方都市観光ガイド
イギリス旅行といえば、まずはロンドンを思い浮かべる方が多いでしょう。しかし、ロンドンの喧騒を離れた一歩先には、まるでおとぎ話の世界のような田舎町や、歴史が息づく壮麗な古都、ダイナミックな自然景観が広がっています。
「二度目のイギリス旅行ならどこがおすすめ?」「ロンドン以外でイギリスらしさを感じる場所は?」そんな疑問に応えるべく、イギリス地方都市の魅力を厳選してご紹介します。
次の休暇は、列車に揺られてロンドン以外の街へ足を伸ばしてみませんか?
1. 蜂蜜色の村々が広がる「コッツウォルズ」
イギリスで最も美しい風景を求めるなら、コッツウォルズは外せません。特別自然美観地域に指定されているこのエリアには、数百年前から変わらない古い街並みが残っています。
見どころ:「ウィリアム・モリスが『英国で最も美しい村』と称えたバイブリー」や、「リトル・ベニスと呼ばれるボートン・オン・ザ・ウォーター」など、絵画のような村々を巡ることができます。
楽しみ方:蜂蜜色の石で作られた「コッツウォルズ・ストーン」の家々を眺めながら、伝統的なクリームティー(スコーンと紅茶のセット)を楽しむ時間は、まさに至福のひとときです。
2. 街全体が世界遺産「バース」
ロンドンから列車で約1時間半。ローマ時代からの歴史を誇るバースは、その名の通り「お風呂(Bath)」の語源となった温泉の街です。
見どころ:2000年前の遺構「ローマ浴場跡」や、優雅な半円形の集合住宅「ロイヤル・クレセント」は圧巻のスケールです。
魅力:ジョージ王朝様式の洗練された建築群が美しく、ジェーン・オースティンの小説の世界に迷い込んだようなエレガントな気分を味わえます。現在も実際に入浴できるスパ施設があり、旅の疲れを癒やすのにも最適です。
3. 中世の面影を残す北の古都「ヨーク」
イングランド北部に位置するヨークは、バイキングの歴史や中世の街並みが色濃く残る魅力的な都市です。
見どころ:北ヨーロッパ最大級のゴシック建築「ヨーク・ミンスター(ヨーク大聖堂)」は必見です。また、中世の建物がせり出すように並ぶ細い路地「シャンブルズ」は、映画『ハリー・ポッター』のダイアゴン横丁のモデルになったとも言われています。
楽しみ方:街を囲む城壁を歩いて一周したり、イギリス伝統の鉄道の歴史を学べる国立鉄道博物館を訪れたりと、歴史好きにはたまらないスポットが満載です。
4. 知性と伝統が息づく大学都市「オックスフォード」
世界最古の大学街の一つであるオックスフォードは、ロンドンから日帰りで気軽に訪れることができる人気スポットです。
見どころ:名門「クライスト・チャーチ・カレッジ」の大食堂は、ハリー・ポッターの食堂シーンのモチーフとして有名です。
魅力:重厚な大学建築が並ぶ風景は「夢見る尖塔の都市」と称えられ、知的な雰囲気が漂います。ボドリアン図書館など、歴史ある知の殿堂を巡るツアーもおすすめです。
5. 芸術と絶景のスコットランドの首都「エディンバラ」
イングランドを飛び出し、北のスコットランドへ。エディンバラは、火山岩の上に立つ「エディンバラ城」を中心に、旧市街と新市街が世界遺産に登録されています。
見どころ:街を見下ろすエディンバラ城や、王室ゆかりのロイヤル・マイル。夏には世界最大級の芸術祭「エディンバラ・フェスティバル」が開催され、世界中からアーティストが集まります。
魅力:重厚で少しダークな石造りの街並みは非常に個性的で、ロンドンとは全く異なる文化や言語(スコットランド英語)、民族衣装のキルトなど、異国情緒を強く感じられます。
地方旅行を成功させるためのコツ
イギリスの地方を旅するなら、以下のポイントを押さえておくとスムーズです。
鉄道予約(ナショナル・レール):イギリスの鉄道運賃は、当日に駅で購入すると非常に高額です。事前にオンラインで予約することで、半額以下で購入できることもあります。
天候への備え:地方はロンドン以上に天気が変わりやすいです。「一日の中に四季がある」と言われるほどなので、軽量の防水ジャケットを持ち歩くのが基本です。
パブを活用する:地方の街には、地元の人に愛される歴史あるパブがたくさんあります。ランチタイムには、その土地ならではの「サンデーロースト」や地ビールを味わうのが醍醐味です。
まとめ:イギリスの本当の姿は「地方」にあり
ロンドンは刺激的で素晴らしい都市ですが、イギリスの真の魅力は、地方に点在する素朴な風景や豊かな歴史の中にあります。
蜂蜜色の村で静かに流れる時間を感じたり、壮大な古城から歴史の息吹を感じたり。ロンドンを一歩飛び出すことで、あなたのイギリス旅行はより深く、思い出深いものになるでしょう。