フランスのスーパーを賢く使いこなす!お土産探しから食卓の彩りまで完全ガイド
フランス旅行の大きな楽しみといえば、美食。しかし、毎日レストランで食事をするのは予算も胃袋も大変ですよね。そんな時に頼りになるのが、現地の「スーパーマーケット」です。
フランスのスーパーは、単なる食料品店ではありません。日本では見かけない珍しいチーズやバターの宝庫であり、バラマキ用のお土産を安く手に入れる絶好のスポットでもあります。この記事では、フランス在住者のような目線で、主要なスーパーの特徴や、絶対に買うべきおすすめアイテム、そして知っておくと便利な買い物ルールを詳しく解説します。
フランスの主要スーパーマーケット徹底比較
フランスには、用途や立地に合わせていくつかの大きなスーパーチェーンがあります。どこで何を買うべきかを知っておくと、旅の効率が格段に上がります。
モノプリ(Monoprix)
パリなどの市街地に多く、最も観光客に馴染みがあるのがモノプリです。
特徴: 衣類や雑貨のセンスが非常に高く、オリジナルブランド「Monoprix」のロゴが入ったエコバッグは日本でも人気です。
活用法: お土産探しに最適。少し高級感のある食材や、おしゃれな文房具、コスメも充実しています。
カルフール(Carrefour)
フランス最大のシェアを誇る巨大チェーンです。
特徴: 郊外にある超大型の「ハイパーマーケット」から、街中の小型店「カルフール・シティ」まで様々。
活用法: 圧倒的な品揃えと安さが魅力。まとめ買いや、現地での生活用品を揃えるのに適しています。
フランプリ(Franprix)
特にパリ市内でよく見かける、地域密着型のスーパーです。
特徴: 惣菜コーナーや絞りたてのオレンジジュースマシンがある店舗が多く、ランチの調達に便利。
活用法: ホテルでの夜食や、ピクニック用のサンドイッチを買う際に重宝します。
スーパーで狙うべき!高コスパなおすすめアイテム
フランスのスーパーは「お宝」の宝庫です。ここでは、日本に持ち帰れるものから、現地で味わいたいものまで厳選してご紹介します。
1. 高級バターとチーズ(乳製品)
フランスは乳製品天国です。日本で買うと数千円する「エシレ(Échiré)」や「ボルディエ(Bordier)」、あるいは「プレジデント(Président)」などの高品質なバターが、現地では数ユーロ(数百円)で購入できます。
選び方のコツ: 「Beurre Demi-Sel(有塩バター)」や「Sel de Mer(海塩入り)」が日本人には好まれます。保冷バッグと保冷剤を持参して、最終日に購入するのがおすすめです。
2. ゲランドの塩とスパイス
料理好きの方へのお土産に欠かせないのが、ブルターニュ地方の「ゲランドの塩」です。
ポイント: 紙箱入りの「Fleur de Sel(塩の花)」は、サラダや肉料理の仕上げに使うだけで味が格上げされます。また、プロヴァンス地方のハーブミックスなども、軽くてかさばらないためお土産に最適です。
3. お菓子とジャム
フランスの家庭で愛される定番ブランド「マ・メール・ロワ(La Mère Poulard)」のクッキーや、「ボンヌママン(Bonne Maman)」のジャムやタルトは見逃せません。
限定品を狙う: 日本未発売のフレーバー(マロンクリームや紫色のイチジクジャムなど)を探してみるのが、通な楽しみ方です。
知らないと損をする?フランス流お買い物マナーと注意点
日本のスーパーとは少し勝手が違うため、スムーズに買い物を楽しむためのルールを覚えておきましょう。
挨拶は必須
フランスでは、店員さんとのコミュニケーションが大切です。入店時やレジでは必ず「Bonjour(ボンジュール)」、店を出る時は「Merci, Au revoir(メルシー、オ・ルヴォワール)」と言いましょう。これだけで店員さんの対応がぐっと柔らかくなります。
野菜・果物の量り売り
袋詰めにされていない野菜や果物を買う場合、自分で計量してラベルを貼るシステムが多いです。
欲しい分だけビニール袋に入れる。
棚にある番号を確認する。
計り(天秤)に乗せて、番号のボタンを押す。
出てきたシールを袋に貼る。
レジで計ってくれる店舗もありますが、秤が置いてある場合はセルフサービスが基本です。
袋は有料、エコバッグ持参が常識
レジ袋は基本的に有料で、しかも非常に丈夫で大きめのものしか売っていません。折りたたみ式のエコバッグを常に持ち歩くのがフランス流です。
レジでの振る舞い
フランスのレジは、自分で商品をベルトコンベアに乗せるスタイルです。
自分の商品の後ろに、仕切り棒(次の人と区別するため)を置くのがマナーです。
会計が終わった商品は、どんどんカバンに詰めましょう。ゆっくりしていると次の人の商品が流れてきてしまいます。
賢く節約!スーパーを使いこなす裏技
セルフサービスのオレンジジュース
多くのフランスのスーパーには、その場でオレンジを絞ってボトルに詰めるマシンがあります。
保存料なし、100%フレッシュなジュースは格別の味です。朝食のために一本買っておくと、旅の満足度が格段に上がります。
ビオ(BIO)コーナーをチェック
フランスはオーガニック(BIO)先進国です。どのスーパーにも広大なBIOコーナーがあり、環境にも体にも優しい食品やコスメが驚くほど手頃な価格で並んでいます。自分へのご褒美や、感度の高い友人へのお土産にも喜ばれるはずです。
割引シール(Anti-Gaspillage)
賞味期限が近い商品には、大きな割引シールが貼られます。「Anti-Gaspillage(食品ロス削減)」というコーナーが設けられていることもあります。その日に食べる夕食などは、ここで探すと非常にお得です。
まとめ:スーパーはフランス文化の入り口
フランスのスーパーマーケットは、現地の暮らしを肌で感じられる場所です。色鮮やかな果物、香ばしいパンの匂い、ずらりと並んだワインやチーズ。それらを眺めるだけでも、観光施設を巡るのとは違った発見があるでしょう。
今回ご紹介したポイントを押さえて、ぜひフランスのスーパーで素敵な「自分だけのお気に入り」を見つけてみてください。レストランの食事も素晴らしいですが、スーパーで買った美味しいチーズとバゲット、そして手頃なワインをホテルで楽しむ時間も、きっと忘れられない旅の思い出になるはずです。