楽しくお片付け!子どもと一緒にできる掃除の工夫
「子どもに『お手伝いして!』と頼んでも、なかなかやってくれない…」
「どうせやるなら、楽しく掃除してほしいな」
そう思っているお父さん、お母さん、いらっしゃいませんか?実は、ちょっとした工夫をするだけで、子どもは掃除を「お手伝い」ではなく「楽しい遊び」だと感じてくれるようになります。
今回は、子どもが喜んでお手伝いしてくれるようになる、掃除の工夫をいくつかご紹介します。これを読んで、親子で一緒に楽しくお掃除にチャレンジしてみませんか?
なぜ子どもは「お手伝い」をしたがらないの?
子どもが「お手伝い」を嫌がるのは、それが「やらされている感」や「面倒くさいもの」だと感じているからです。
「遊び」にする: 掃除を「おままごと」や「お買い物ごっこ」のように、子どもの好きな遊びの延長にしてみましょう。
「達成感」を味わう: 小さなことでも「すごい!」「きれいになったね!」と褒めてあげることで、達成感が得られ、次へのモチベーションに繋がります。
子どもと一緒にできる掃除の工夫
1. 道具を「子ども仕様」にする
子どもは、大人と同じ道具を使うと、それだけでわくわくします。
小さなほうきやちりとり: おもちゃのほうきでも、本物のように使えるものがあります。子ども用のサイズで、ホコリを集める遊びをしてみましょう。
カラフルな雑巾: 好きな色の雑巾や、キャラクターの絵がついたものを用意してあげると、喜んで拭き掃除をしてくれます。
2. ゲーム感覚で楽しむ
掃除に「ゲーム」の要素を取り入れると、子どもは夢中になってくれます。
タイムアタック: 「テレビのCMが終わるまでに、おもちゃを片付けられるかな?」など、時間を決めて競争してみましょう。
お宝探しゲーム: 「今日のお宝は、リビングにある赤いブロックだよ!」など、片付けたいものを「お宝」に見立てて探してもらうのも楽しいです。
歌を歌う: 「おもちゃのおうち、どこかな~?」など、オリジナルの歌を作りながら片付けるのもおすすめです。
3. 「なぜ掃除が必要なのか」を伝える
ただ「片付けなさい」と指示するのではなく、なぜ掃除が必要なのかを伝えることも大切です。
「おもちゃがおうち(おもちゃ箱)に帰りたいって言ってるよ」
「床がきれいだと、気持ちよく遊べるね」
このように、掃除の先にある「良いこと」を伝えることで、子どもは納得し、自らお手伝いする気持ちが育ちます。
4. 完璧を求めない
子どもが頑張って掃除してくれたら、完璧にできていなくても、まずは褒めてあげましょう。
「〇〇くんが頑張ってくれたから、お部屋がきれいになったね!」
「もう少しだけ、ここをきれいにしてみようか?」
このように、まずは頑張りを認め、少しずつステップアップを促すことが大切です。
まとめ
子どもと一緒にする掃除は、最初は少し時間がかかったり、思うように進まなかったりするかもしれません。
でも、それは「お手伝い」というよりも、「親子のコミュニケーション」の時間です。今回ご紹介した工夫を試して、子どもと一緒に楽しくお掃除にチャレンジしてみてください。
きっと、お部屋がきれいになるだけでなく、親子の絆も深まるはずです。