吹き抜けをふさぐリフォーム、メリット・デメリットと費用を解説!


開放感のある吹き抜けは魅力的ですが、「冬は寒い」「音が響く」「掃除が大変」といったお悩みから、後から「吹き抜けをふさぎたい」と考える方も増えています。

この記事では、吹き抜けをふさぐリフォームについて、費用相場や工事方法、メリット・デメリットまで、知っておきたいポイントを分かりやすく解説します。


吹き抜けをふさぐメリット・デメリット

まずは、吹き抜けをふさぐことで、どんなメリットとデメリットがあるのか確認してみましょう。

メリット

  • 空間の有効活用: 新しい部屋、書斎、収納スペースなど、もう一部屋として活用できるようになります。

  • 冷暖房効率アップ: 温かい空気は上に、冷たい空気は下に溜まりやすいため、吹き抜けは冷暖房効率が悪くなりがちです。ふさぐことで、空気が循環しやすくなり、光熱費の節約につながります。

  • 防音効果: 家族の話し声や生活音が響きにくくなり、プライバシーが保たれやすくなります。

  • 掃除が楽になる: 高い場所にある窓や照明の掃除が不要になり、日々の家事の負担が軽減されます。

  • 落下防止: 小さなお子さんやペットがいるご家庭では、吹き抜けからの転落リスクをなくすことができます。

デメリット

  • 開放感がなくなる: 吹き抜けの大きな魅力である開放感や明るさが失われます。

  • リフォーム費用がかかる: 吹き抜けの広さや工事内容によって費用が異なります。

  • 採光や風通しが悪くなる可能性: 吹き抜けの窓から光を取り込んでいた場合、ふさぐことで部屋が暗くなったり、風通しが悪くなったりすることがあります。


吹き抜けをふさぐ方法と費用相場

吹き抜けをふさぐ主な方法は「床を張って部屋にする」「床を張って部屋にしない」の2つに分けられます。それぞれについて、費用相場も見ていきましょう。

1. 床を張って新しい部屋にする(本格的なリフォーム)

吹き抜けを完全にふさいで、新しい部屋として使えるようにする方法です。

  • 工事内容: 吹き抜け部分に床を張り、壁や間仕切り、ドア、窓などを設置します。照明やコンセント、エアコンの設置も必要になる場合があります。

  • 費用相場: 150万円〜300万円程度が目安です。

  • ポイント: 完全に部屋として活用できるため、書斎や趣味の部屋、子供部屋など、用途は様々です。ただし、構造補強が必要になる場合もあるため、事前に専門業者に相談しましょう。

2. 床を張って部屋にしない(簡易的なリフォーム)

吹き抜けの床部分にポリカーボネート板などを敷いて、光を取り込みつつ、冷暖房効率や安全性を確保する方法です。

  • 工事内容: 吹き抜け部分に軽量で丈夫なポリカーボネート板などを張ります。壁や間仕切りは作りません。

  • 費用相場: 10万円〜50万円程度が目安です。

  • ポイント: 簡易的な方法なので、本格的な部屋にはなりませんが、工事費用を抑えつつ、吹き抜けの開放感をある程度残したい方におすすめです。落下防止策としても有効です。


吹き抜けをふさぐリフォームの注意点

吹き抜けをふさぐリフォームをする際には、いくつかの注意点があります。

  • 建築基準法を確認: 吹き抜けを部屋にする場合、採光や換気などの規定を満たす必要があります。

  • 構造上の問題: 吹き抜けは、構造上、耐震性を考慮して設計されている場合があります。ふさぐことで家の強度に影響が出る可能性もあるため、必ず専門の業者に相談し、適切な設計・施工をしてもらいましょう。

  • DIYは慎重に: 簡易的な方法であればDIYも可能ですが、安全性や家の構造に関わる部分なので、無理をせず専門家にお願いすることをおすすめします。


まとめ:後悔しないリフォームのために

吹き抜けをふさぐリフォームは、暮らしの悩みを解決し、快適な住まいづくりにつながります。

まずは、**「なぜふさぎたいのか」**という理由を明確にして、ご自身のライフスタイルに合った方法を検討することが大切です。複数の業者から見積もりを取って、納得のいくリフォームをしましょう。

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