ふるさと納税してるのに住民税が減ってない?その理由と確認方法を徹底解説!
「ふるさと納税」で寄付を始めた皆さん、こんにちは!
「ふるさと納税を始めたのに、住民税が全然減ってない気がする…」
「え、もしかして私、損してる?」
そんな不安な気持ちでこの記事にたどり着いたのではないでしょうか?大丈夫です!この記事を読めば、あなたの疑問はスッキリ解決します。
ふるさと納税は、正しく行えばとってもお得な制度。でも、仕組みを理解していないと、「あれ?思ったより住民税が安くなってない?」と勘違いしてしまうことも。
この記事では、なぜ住民税が減ってないように見えるのか、その理由と正しい確認方法を、誰にでもわかるようにやさしく解説していきますね!
1. なぜ「住民税が減ってない」と感じてしまうの?
ふるさと納税をすると、翌年の住民税や所得税が安くなる仕組みになっています。
でも、「思ったより安くなってない」「全然減ってない気がする」と感じるのには、いくつか理由があります。
理由①:住民税が安くなるタイミングは「翌年」から!
これが一番勘違いしやすいポイントです。
例えば、あなたが2024年にふるさと納税をしたとします。この場合、住民税が安くなるのは、2025年6月から納付が始まる「2025年度の住民税」からです。
「あれ?今月の給料から引かれてる住民税、全然変わってない…」と感じている方は、ふるさと納税をした年と同じ年度の住民税を見ていませんか?
安心してください、翌年になってから減額されるんです。
理由②:所得税からの控除は、すでに受けているかも?
ふるさと納税は、住民税だけではなく「所得税」からも控除されます。
会社員の方の場合、この所得税からの控除は、年末調整で済まされていることが多いです。
年末調整後に発行される「源泉徴収票」を見てみましょう。そこに「ふるさと納税で所得税が安くなった分」がすでに反映されているはずです。
理由③:実は「住民税」が一番大きく安くなるんです!
ふるさと納税による控除額の約8割から9割は、住民税から減額されます。
残りの約1割から2割が、所得税からの控除です。
つまり、控除の大部分は住民税からの減額なので、「住民税が減ってない」と感じる方は、まだ減額のタイミングが来ていないだけかもしれません。
2. 住民税がどれくらい安くなるか、どこで確認できるの?
「じゃあ、いつ、どこで確認すればいいの?」と思いますよね。
ふるさと納税で安くなる住民税の額は、次の書類で確認できます。
確認書類:住民税決定通知書
会社員の方なら、毎年5月〜6月頃に会社から受け取る「住民税決定通知書」という書類をチェックしてみてください。
ここに、あなたの住民税の金額が書かれています。
【チェックポイント】
住民税決定通知書の「税額控除額」という欄を探してみましょう。
この欄に「寄付金控除」という項目があり、そこに「ふるさと納税で控除された金額」が記載されています。
ここに記載されている金額を確認すれば、どれくらい住民税が安くなっているかが一目瞭然です。
3. 万が一、本当に控除されていなかったら?
「住民税決定通知書を確認したけど、やっぱり控除されてない…」
そんな場合は、次の2つのポイントを確認してみましょう。
確認ポイント①:寄付金控除の上限を超えていませんか?
ふるさと納税には、年収や家族構成によって「控除される上限額」が決まっています。
上限額を超えて寄付をしてしまうと、その分は自己負担になってしまうので、注意が必要です。
確認ポイント②:「ワンストップ特例」または「確定申告」は正しく完了していますか?
ふるさと納税の控除を受けるためには、「ワンストップ特例制度」を利用するか、「確定申告」を行う必要があります。
どちらかの手続きを忘れてしまったり、書類に不備があったりすると、控除が受けられなくなってしまいます。
特にワンストップ特例制度は、寄付した自治体すべてに申請書を提出する必要があるため、漏れがないか確認しましょう。
まとめ:不安な気持ちはこれで解消!
ふるさと納税を始めたのに「住民税が減ってない」「住民税が安くなってない」と感じる原因のほとんどは、「控除されるタイミングのズレ」です。
焦らずに、翌年の「住民税決定通知書」を待ってみましょう。
もし、それでも減額されていなかった場合は、控除の上限額や手続きが正しく行われているかを確認してみてください。
正しく手続きをすれば、ふるさと納税はとってもお得な制度です。
ぜひ、この制度を活用して、賢く家計を管理していきましょう!