【焦らないで!】洗濯機の水があふれる原因と自分でできる対処法
「洗濯機の水が急にあふれてきた!どうしよう…!」
朝の忙しい時間や、夜にようやく落ち着いて洗濯をしようとしたとき、まさかのトラブルに遭遇するとパニックになりますよね。でも大丈夫、まずは落ち着いてください。
この記事では、洗濯機の水があふれる原因を分かりやすく解説し、自分でできる応急処置や予防策をご紹介します。業者に頼む前にできることがきっと見つかりますよ。
なぜ洗濯機の水はあふれるの?主な3つの原因
洗濯機から水があふれるのには、いくつかの原因が考えられます。複雑なことのように思えますが、実は意外とシンプルな理由が多いんです。
1. 排水口の詰まり
これが最も多い原因かもしれません。洗濯機の排水ホースとつながっている排水口が、糸くずや洗剤のカス、髪の毛などで詰まってしまうと、排水がうまくいかずに洗濯機から水が逆流してあふれてしまいます。
「そういえば、最近排水口の掃除してなかったな…」と思った方は要注意です。
2. 排水ホースの不具合
排水口に問題がなくても、排水ホース自体に問題があることもあります。
ホースが折れ曲がっている(つぶれている):ホースが家具の下敷きになったり、何かの拍子でねじれていたりすると、水の流れがせき止められてしまいます。
ホース内にゴミが詰まっている:排水口と同じように、ホース内にも糸くずなどが溜まって詰まってしまうことがあります。
ホースが外れている:洗濯機の振動などで排水ホースが排水口から抜けてしまうと、水がそのまま床に流れ出てしまいます。
3. 洗濯機本体の故障
これらの原因に当てはまらない場合、洗濯機本体の故障も考えられます。特に、水をせき止める役割を持つ「排水弁」や、水位を感知する「水位センサー」などの部品がうまく機能しないと、水が適切に排水されなかったり、必要以上に水が供給されてしまったりすることがあります。
【今すぐできる!】水があふれたときの応急処置
もし今、まさに水があふれてしまっているなら、まずは以下の手順で落ち着いて対処しましょう。
すぐに洗濯機を止める
まずは何よりも、洗濯機の運転を停止し、コンセントを抜いて電源を切りましょう。感電の危険を防ぐためにも、これは一番大切なステップです。
水を吸い取る
タオルやバケツを使って、床に流れ出した水を吸い取ります。水浸しになった床は滑りやすくなっているので、転倒しないように注意してください。
排水ホースの状態を確認する
洗濯機を少し動かして、排水ホースが折れ曲がったり、つぶれたりしていないかチェックしてみましょう。もし原因がこれなら、ホースをまっすぐに戻すだけで解決することが多いです。
自分でできる!排水口と排水ホースのお手入れ方法
水漏れトラブルを防ぐためには、日頃のお手入れがとても大切です。
1. 排水口をピカピカにしよう!
排水口のフタを開ける:まず、洗濯機を少しずらし、排水口につながっている排水ホースを抜きます。フタは回して外すタイプが多いです。
ゴミを取り除く:排水口の中に溜まっている糸くずや髪の毛などを、歯ブラシや古くなったタワシなどで取り除きましょう。
専用洗剤でつけ置き:市販のパイプクリーナーや重曹、お酢などを使って、つけ置き洗いをするのも効果的です。泡がシュワシュワ出てきて、汚れを浮かせてくれます。
ホースを元に戻す:最後に、排水ホースをしっかりと排水口に差し込み、元の位置に戻して完了です。
2. 排水ホースの中もチェック!
排水ホースは、ジャバラ状になっていることが多いので、中を覗くのは難しいですよね。ホースが汚れていそうな場合は、ホースを外してシャワーで水を流し、内部を洗浄するのも一つの手です。
まとめ:トラブルに備えて日頃からできること
洗濯機の水あふれは、排水口の詰まりや排水ホースの不具合が原因であることがほとんどです。トラブルが起きたときは焦らず、まずは洗濯機を止めてコンセントを抜き、水の吸い取りと原因の確認をしましょう。
そして、トラブルを未然に防ぐためにも、月に1回程度、排水口のお手入れを習慣づけるのがおすすめです。簡単な掃除で、大きなトラブルを避けることができますよ。
それでも解決しない場合や、洗濯機本体の故障が疑われる場合は、無理をせずに専門の修理業者やメーカーに相談してくださいね。