結婚記念日まるわかり!二人の絆を深める「〇〇婚式」の数え方と祝い方
夫婦にとって大切な結婚記念日。「今年は〇〇婚式だね!」なんて、二人で特別な日を祝うのは、素敵な思い出になりますよね。でも、「あれ?何年目が何婚式だっけ?」「どうやって数えるんだろう?」と、意外と知らないことも多いのではないでしょうか。
この記事では、結婚記念日の数え方から、有名な金婚式や銀婚式はもちろん、あまり知られていないけれど意味深い「〇〇婚式」の種類、そして二人らしいお祝いのアイデアまで、まるわかりでご紹介します。夫婦の絆をさらに深めるヒントを見つけて、いつまでも仲良し夫婦でいましょう!
結婚記念日はどうやって数えるの?基本的な考え方
結婚記念日は、入籍した日や結婚式を挙げた日など、夫婦が「結婚記念日」と決めた日を基準に数えます。数え方にはいくつかのパターンがありますが、一般的には以下の2つの考え方がよく使われます。
1. 「1年目」から数える方法(満年数)
結婚した年を「0年」と考え、翌年の同じ日を「1年目」とする数え方です。例えば、2020年6月1日に入籍した場合、2021年6月1日が結婚1年目(紙婚式)、2022年6月1日が結婚2年目(藁婚式・綿婚式)となります。
多くの「〇〇婚式」の呼び方は、この「満年数」で数えるのが一般的です。
2. 「結婚〇周年」で数える方法
結婚した年を「1周年」と考え、そこから年数を重ねていく数え方です。例えば、2020年6月1日に入籍した場合、その年の6月1日が結婚1周年、翌年の6月1日が結婚2周年となります。
どちらの数え方を選んでも問題ありませんが、夫婦で「うちはこうしようね!」と決めておくと、後々迷わずに済みますよ。
〇〇婚式ってどんな種類があるの?意味を知るともっと面白い!
結婚記念日には、年数に応じて様々な「〇〇婚式」という名前がついています。それぞれに意味があり、夫婦の歩みを表しているんです。ここでは、代表的なものから、ぜひ知っておきたい記念日をご紹介します。
結婚1年目から15年目まで(毎年のお祝い)
結婚生活が始まったばかりのこの時期は、夫婦の絆を育む大切な期間。ささやかながらも、毎年お祝いすることで感謝の気持ちを伝え合いましょう。
- 1年目:紙婚式(かみこんしき)
- 白い紙のように、まっさらな二人の未来を願う。
- 手紙やアルバム、ノートなど、紙製品のプレゼントがおすすめです。
- 2年目:藁婚式(わらこんしき)・綿婚式(めんこんしき)
- 藁や綿のように、質素で節約を重んじ、まだ頼りない関係を強くしていく。
- 木綿製品や、丈夫なワラ細工などが良いでしょう。
- 3年目:革婚式(かわこんしき)
- 革のように、粘り強く夫婦の絆を深めていく。
- 革製品(財布、バッグ、ベルトなど)を贈り合うのが定番です。
- 4年目:花婚式(はなこんしき)
- 花が咲き、実がなるように、夫婦の幸せが花開く。
- 花束はもちろん、二人の思い出の場所で花を眺めるデートも素敵です。
- 5年目:木婚式(もくこんしき)
- 夫婦が一本の木のように、しっかりと根を張る。
- 木製の食器や家具、観葉植物などが良いでしょう。
- 6年目:鉄婚式(てつこんしき)
- 鉄のように、強く、固い人生を願う。
- 鉄製の調理器具や、丈夫な日用品などがおすすめです。
- 7年目:銅婚式(どうこんしき)
- 家族や財産を築き、安定した関係を築く。
- 銅製品(カップ、アクセサリーなど)を贈りましょう。
- 8年目:ゴム婚式(ごむこんしき)・青銅婚式(せいどうこんしき)
- ゴムのように弾力のある、壊れない夫婦の絆を願う。
- ゴム製品やブロンズ製品などが良いでしょう。
- 9年目:陶器婚式(とうきこんしき)
- 陶器を大切に扱うように、夫婦関係を大切にする。
- ペアの湯飲みや食器などがおすすめです。
- 10年目:錫婚式(すずこんしき)・アルミ婚式(あるみこんしき)
- 錫のように柔らかく、清らかに。アルミのように美しく輝く。
- 錫製やアルミ製の食器、アクセサリーなどが良いでしょう。
- 11年目:鋼鉄婚式(こうてつこんしき)
- 鋼鉄のように、揺るぎない夫婦の絆。
- 丈夫な調理器具や、時計などがおすすめです。
- 12年目:絹婚式(きぬこんしき)・亜麻婚式(あまこんしき)
- 絹のようにきめ細かく、しなやかな夫婦の愛情。
- シルクのスカーフやパジャマなどが良いでしょう。
- 13年目:レース婚式(れーすこんしき)
- レースのように、美しく、愛情を編み上げていく。
- レースの小物や、インナーなどがおすすめです。
- 14年目:象牙婚式(ぞうげこんしき)
- 象牙のように、夫婦の絆を年月かけて育む。
- (現在は倫理的な問題から象牙製品は避けられます。代わりに、象徴的な意味合いで飾れる置物などを選びましょう。)
- 15年目:水晶婚式(すいしょうこんしき)
- 透明で曇りのない水晶のように、清らかな夫婦の信頼関係。
- 水晶のアクセサリーや、クリスタル製品などが良いでしょう。
20年目以降(大きな節目のお祝い)
20年目以降は、5年ごと、あるいは10年ごとに大きな節目のお祝いがあります。特に有名なのが銀婚式と金婚式ですね。
- 20年目:磁器婚式(じきこんしき)
- 磁器のように、年月を重ねるほど価値を増す夫婦の絆。
- 高級な陶磁器や、ペアのカップなどが良いでしょう。
- 25年目:銀婚式(ぎんこんしき)
- 結婚25年目の大きな節目。銀のように、いぶし銀の輝きを放つ夫婦関係。
- 銀製品(アクセサリー、カトラリーなど)や、夫婦旅行も人気です。
- 30年目:真珠婚式(しんじゅこんしき)
- 真珠のように、富と健康、そして二人の関係が円満であることを願う。
- 真珠のアクセサリーや、真珠にちなんだプレゼントが良いでしょう。
- 35年目:珊瑚婚式(さんごこんしき)
- 珊瑚のように、年月をかけて成長する夫婦の絆。
- 珊瑚のアクセサリーや、美しい海をテーマにした品などがおすすめです。
- 40年目:ルビー婚式(るびーこんしき)
- ルビーのように、燃えるような夫婦の愛情と深い信頼関係。
- ルビーのアクセサリーや、赤色のアイテムが良いでしょう。
- 45年目:サファイア婚式(さふぁいあこんしき)
- サファイアのように、誠実で揺るぎない夫婦の愛。
- サファイアのアクセサリーや、青色のアイテムがおすすめです。
- 50年目:金婚式(きんこんしき)
- 結婚50年目の最高の節目。金のように、輝かしい夫婦の絆と繁栄。
- 家族みんなで盛大にお祝いするのが一般的です。金製品や旅行、記念品のプレゼントが良いでしょう。
- 55年目:エメラルド婚式(えめらるどこんしき)
- エメラルドのように、深く静かで尊い夫婦の愛情。
- エメラルドのアクセサリーや、緑色のアイテムがおすすめです。
- 60年目:ダイヤモンド婚式(だいやもんどこんしき)
- 最高の硬度を誇るダイヤモンドのように、何があっても壊れない、固い絆で結ばれた夫婦。
- 家族みんなで集まり、ダイヤモンドにちなんだお祝いをしましょう。
- 75年目:プラチナ婚式(ぷらちなこんしき)
- プラチナのように、希少で永遠に輝く夫婦の絆。
二人らしいお祝いのアイデア!
結婚記念日のお祝いの仕方に決まった形はありません。夫婦のスタイルに合わせて、心温まる一日を過ごしましょう。
1. いつもの感謝を伝える「言葉のプレゼント」
一番大切なのは、日頃の感謝の気持ちを伝えること。照れくさくても、この日だけは「いつもありがとう」「これからもよろしくね」と、改めて言葉にしてみましょう。手紙やメッセージカードを添えるのも素敵です。
2. 特別な時間を共有する「体験のプレゼント」
モノのプレゼントも嬉しいですが、二人で過ごす特別な時間は、かけがえのない思い出になります。
- 思い出の場所を訪れる: 初めてデートした場所や、プロポーズの場所など、二人の思い出の場所を訪れてみましょう。
- ちょっと贅沢なディナー: いつもより少し奮発して、高級レストランで食事を楽しむのも良いでしょう。
- 旅行に出かける: 温泉旅行や国内外への旅行など、二人きりでゆっくり過ごす時間を作るのもおすすめです。
- 新しいことに挑戦する: ペアの料理教室に参加したり、二人でスポーツ観戦に行ったりと、新しい体験を共有するのも楽しいですよ。
3. 形に残る「モノのプレゼント」
それぞれの「〇〇婚式」にちなんだプレゼントを贈り合うのも、記念日ならではの楽しみ方です。
- ペアのアイテム: お揃いの食器やアクセサリー、パジャマなど、二人の絆を感じられるものが人気です。
- 手作りのプレゼント: 時間をかけて作ったアルバムや、手編みのマフラーなど、心がこもったプレゼントは、きっと相手の心に響くでしょう。
- 写真で思い出を振り返る: 過去の写真を見ながら、二人の歩みを振り返る時間も、素敵なプレゼントになります。
4. 家族を巻き込んで盛大に!
特に金婚式などの大きな節目には、子どもや孫も一緒に盛大にお祝いするのも良いでしょう。
- 家族みんなでパーティー: 自宅やレストランでパーティーを開き、家族みんなで二人の記念日を祝う。
- 記念撮影: プロのカメラマンに依頼して、家族写真を撮ってもらうのも良い記念になります。
まとめ
結婚記念日は、二人が夫婦として歩んできた日々を振り返り、お互いへの感謝と愛情を再確認する大切な日です。それぞれの「〇〇婚式」に込められた意味を知ることで、お祝いがより一層深まることでしょう。
毎年訪れる記念日を、当たり前と思わずに、夫婦の絆を育む大切なチャンスとして捉えてみてください。言葉のプレゼントでも、体験のプレゼントでも、形に残るプレゼントでも、何よりも大切なのは「ありがとう」という気持ちです。
二人らしい方法で、心温まる結婚記念日を過ごし、いつまでも仲良しで幸せな夫婦でいられますように!