大きめスーツケース、新幹線でのベストな置き場所はここ!快適な移動を叶えるコツ
大きなスーツケースを持って新幹線に乗る時、「これ、どこに置けばいいんだろう…?」と悩んだ経験、ありませんか? 特に旅行シーズンや出張などで荷物が多いと、座席選びから荷物の置き場所まで、ちょっとしたストレスになりますよね。周りの乗客に迷惑をかけずに、自分も快適に過ごしたい!
今回は、大きめのスーツケースを新幹線で賢く置くためのベストな場所と、快適な移動を叶えるためのコツを徹底的に解説します。これを知れば、もう荷物で困ることはありませんよ!
新幹線でのスーツケース置き場所、基本の3パターン
新幹線には、主に3つの荷物置き場があります。それぞれの特徴と、大きめスーツケースに適しているかどうかを見ていきましょう。
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座席の上の棚(網棚)
- 特徴: 座席の上に設置されており、最も手軽に荷物を置けるスペースです。
- 適した荷物: 小さめの手荷物や、PCが入ったビジネスバッグ、お土産など、軽くてすぐに取り出したいもの。
- 大きめスーツケースには不向きな理由: 重さやサイズに制限があり、大きめのスーツケースはまず乗りません。無理に乗せると落下や破損の危険がありますし、上げ下ろしも大変です。
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座席足元(座席の前)
- 特徴: 自分の座席の前のスペースです。
- 適した荷物: ハンドバッグ、リュックサック、膝の上に乗せられる程度の小さいバッグなど。
- 大きめスーツケースには不向きな理由: 足元に置くと、通路にはみ出して他の乗客の通行の妨げになるだけでなく、自分の足元が狭くなり、長時間の移動で非常に不快になります。万が一の緊急時にも避難の妨げになる可能性があり、基本的に推奨されません。
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デッキの荷物置き場(特大荷物スペース含む)
- 特徴: 各車両の出入り口付近にある共有スペースです。最近の新幹線では「特大荷物スペース」が設けられている車両もあります。
- 適した荷物: 大きめのスーツケースや、ベビーカー、スポーツ用品など。
- 大きめスーツケースにベストな理由: 最も推奨される置き場所です。通路を塞がず、自分の座席周りも広く使えます。
大きめスーツケースのベストな置き場所は「デッキの荷物置き場」!
やはり、大きめのスーツケースを新幹線で置くなら、デッキの荷物置き場が一番です。特に、最近の新幹線(東海道・山陽・九州新幹線など)では、「特大荷物スペース」付き座席が導入されており、よりスムーズに荷物を置けるようになっています。
特大荷物スペース付き座席を予約する
- どんな荷物が対象?: 3辺の合計が160cmを超えるスーツケース(航空機の無料手荷物サイズ上限に相当)が対象です。
- メリット: 座席とセットで予約するため、確実に荷物置き場を確保できます。盗難の心配も少なく、安心して移動できます。
- 予約方法: きっぷ購入時(JRの駅窓口、旅行会社、インターネット予約など)に、「特大荷物スペースつき座席」を選択して予約します。
- 注意点: 事前予約が必要で、当日変更は難しい場合があります。
特大荷物スペースがない場合のデッキの荷物置き場
通常のデッキにも荷物置き場が設けられています。
- 場所: 車両の出入り口付近や、先頭・最後尾車両の壁際など。
- メリット: 特大荷物スペース付き座席が取れなかった場合や、そこまで大きくないけれど座席には置けない荷物を置くのに便利です。
- 注意点: 数に限りがあるため、早めに乗車して確保する必要があります。また、多くの人が利用するため、荷物の取り違いや盗難には注意が必要です。
より快適な新幹線移動を叶えるコツ
スーツケースの置き場だけでなく、ちょっとした工夫で新幹線での移動がもっと快適になりますよ。
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荷物はできるだけコンパクトに!
出発前に、本当に必要なものだけを厳選しましょう。荷物が少なければ少ないほど、移動は楽になります。手荷物は網棚に、それ以外はデッキに、と明確に分けられるように準備しましょう。
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貴重品は必ず手元に!
デッキにスーツケースを置く場合、万が一の盗難や取り違いを防ぐためにも、財布、スマートフォン、パスポートなどの貴重品は必ず身につけておくか、手元に置ける小さなバッグに入れて持ち込みましょう。
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乗車・降車は早めに行動!
デッキの荷物置き場は早い者勝ちの傾向があります。ホームに新幹線が入ってきたら、早めに乗車して荷物置き場を確保しましょう。降車時も、余裕を持って荷物を取りに行くことで、慌てずに済みます。
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連結部分や洗面所近くのスペースも活用
デッキの荷物置き場がいっぱいの場合でも、車両と車両の連結部分のスペースや、洗面所の近くなど、デッドスペースに置ける場合があります。ただし、通路を完全に塞いでしまわないよう、他の乗客の迷惑にならないように細心の注意を払いましょう。乗務員に一声かけると安心です。
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座席の種類も考慮する
- 最後尾の座席: 座席の後ろにスペースがあるため、特大荷物スペースが取れない場合でも、比較的ゆったりと荷物を置ける可能性があります。ただし、人気が高く早めの予約が必要です。
- 窓際: 足元スペースは狭くなりがちですが、通路を行き交う人の邪魔になりにくいです。
- 通路側: デッキへのアクセスはしやすいですが、足元に荷物を置くと通路の妨げになる可能性が高まります。
まとめ:事前準備と周りへの配慮が、快適な旅の鍵!
大きめのスーツケースを持って新幹線に乗る時は、デッキの荷物置き場(特に特大荷物スペース付き座席)がベストな選択です。事前予約や早めの行動で、快適な荷物スペースを確保しましょう。
もしやむを得ず座席近くに置く場合でも、周りの乗客の通行を妨げないように、そして何よりも自分自身の安全と快適さを優先することが大切です。これらのコツを活かして、ストレスフリーで快適な新幹線の旅を楽しんでくださいね!