Sサイズおむつ、いつまで使う？赤ちゃんの成長と快適さを見極めるサイズアップのサイン
「Sサイズのおむつ、これで合ってるのかな？」「そろそろサイズアップの時期かな？」新米ママ・パパにとって、赤ちゃんの成長は嬉しいものですが、おむつのサイズ選びは悩みのタネの一つですよね。特に、Sサイズは新生児用から移行してくる最初のサイズなので、「いつまで使えるんだろう？」と迷う方も多いのではないでしょうか。
おむつのサイズアップのタイミングは、赤ちゃんの体重や月齢だけでなく、その子の体型や活動量によっても大きく変わってきます。無理に小さいサイズを使い続けると、赤ちゃんが不快に感じたり、うんちやおしっこが漏れてしまったりすることもあります。
この記事では、Sサイズおむつを使う期間の目安から、サイズアップを考えるサイン、そして失敗しないおむつ選びのコツまで、分かりやすく解説していきます。赤ちゃんがいつでも快適に過ごせるよう、あなたにぴったりの「おむつサイズの見極め方」を一緒に学んでいきましょう！
1. Sサイズおむつはいつからいつまで？一般的な目安を知ろう
まず、Sサイズおむつの一般的な目安期間を確認しておきましょう。ただし、これはあくまで「目安」であり、赤ちゃんの成長には個人差が大きいことを理解しておくことが大切です。
1-1. Sサイズおむつの対象体重と月齢の目安
多くのメーカーのSサイズおむつは、体重4kg〜8kgの赤ちゃんを対象としています。月齢でいうと、生後1ヶ月頃から生後3ヶ月〜5ヶ月頃まで使うことが多いようです。
- 新生児用からSサイズへ:
- 新生児用おむつは、体重5kg未満（または3kg未満）の赤ちゃん向けに作られています。
- 赤ちゃんの体重が4kgを超えたり、新生児用が小さく感じられたりするようになったら、Sサイズへの移行を検討します。早い子だと生後半月ほどで新生児用を卒業することもあります。
- SサイズからMサイズへ:
- Mサイズおむつは、体重6kg〜11kg（または12kg）の赤ちゃん向けに作られています。
- SサイズからMサイズへの移行は、生後3ヶ月〜5ヶ月頃が多い傾向にありますが、赤ちゃんの成長によってはもっと早く、または遅くなることもあります。
1-2. テープタイプとパンツタイプ、Sサイズはどちらが多い？
Sサイズのおむつは、テープタイプが主流です。新生児期から寝返りを始めるまでは、寝かせた状態でおむつ交換をするため、テープタイプが便利です。
最近では、Sサイズのパンツタイプも増えてきています。赤ちゃんが寝返りなどで動き回るようになると、テープタイプではおむつ交換が大変になることがあります。Sサイズでも動きが活発になってきたら、パンツタイプを試してみるのもおすすめです。
2. 「Sサイズおむつ、そろそろ小さいかも？」サイズアップを考える5つのサイン
赤ちゃんの体型や成長スピードは様々なので、パッケージに書かれた体重や月齢の目安だけでなく、赤ちゃんからのサインを見逃さないことが大切です。
2-1. お腹や太ももにゴムの跡がくっきりつく
おむつを外した時に、赤ちゃんのお腹や太もものゴムの跡が赤く残っている、またはくっきり跡がついている場合は、おむつがきついサインです。ゴムの跡が残っていると、赤ちゃんは不快に感じている可能性があります。
2-2. おむつのテープを止める位置が一番外側になった
テープタイプのおむつで、お腹のテープを止める位置が、表示されている目盛りやイラストの一番外側になってきたら、お腹周りがきつくなってきた証拠です。これ以上余裕がない場合は、サイズアップを検討しましょう。
2-3. おへそが隠れなくなった・股上が足りない
おむつの股上が短くなり、おへそが隠れなくなったり、お尻が完全におむつで覆われなくなったりした場合も、おむつが小さくなっているサインです。特に、お尻がはみ出していると、うんちが漏れやすくなってしまいます。
2-4. うんちやおしっこが頻繁に漏れるようになった
「最近、うんちが背中漏れするようになった…」「おしっこで洋服が濡れることが増えた…」という場合も、おむつのサイズが合っていない可能性があります。赤ちゃんの成長とともに、うんちやおしっこの量も増えるため、吸収しきれなくなったり、隙間から漏れてしまったりすることがあります。
2-5. 赤ちゃんの体重が目安体重の上限に近づいた
パッケージに記載されている目安体重の上限（Sサイズなら8kg）に近づいてきたら、次のMサイズへのサイズアップを検討するタイミングです。ただし、前述のサインが先に出ることもあるので、体重はあくまで目安として考えましょう。
3. サイズアップで失敗しない！おむつ選びの賢いコツ
いざサイズアップ！と思っても、どのメーカーのMサイズを選べばいいのか迷いますよね。失敗しないためのコツをご紹介します。
3-1. まずは少量パックや試供品を試してみる
「せっかく買ったのに、サイズが合わなかった…」という事態を避けるために、まずは少量パックのおむつを購入したり、ドラッグストアやベビー用品店で配布されている試供品を利用したりして、試着してみるのがおすすめです。メーカーによって同じMサイズでも、フィット感や吸収力、肌触りが異なることがあります。
3-2. 赤ちゃんの「体型」に合ったものを選ぶ
赤ちゃんには、ムチムチ体型の子やスリム体型の子など、様々な体型の子がいます。
- ムチムチ体型の子: 足の付け根やウエスト周りがきつくなりがちなので、全体的にゆったりとした作りのメーカーを試してみると良いでしょう。
- スリム体型の子: 足やお腹周りに隙間ができやすいので、ギャザーがしっかりフィットするタイプや、細身の作りのメーカーを試してみると良いでしょう。
3-3. 寝返り・ハイハイを始めたら「パンツタイプ」も検討
SサイズからMサイズへ移行する時期は、ちょうど赤ちゃんが寝返りをしたり、ハイハイを始めたりして、動きが活発になる時期と重なることが多いです。
仰向けでのおむつ交換が難しくなってきたら、パンツタイプのおむつも視野に入れてみましょう。パンツタイプは、立ったままでもサッと履かせやすく、動き回ってもズレにくいのが特徴です。
4. まとめ：赤ちゃんの快適さを最優先に！賢いおむつ選びで育児を楽しもう
Sサイズおむつから次のサイズへ移行するタイミングは、赤ちゃんの成長に合わせて様々です。パッケージの目安だけでなく、お腹や太もものゴムの跡、おしっこやうんちの漏れなど、赤ちゃんからのサインをしっかりキャッチしてあげることが大切です。
そして、新しいサイズにするときは、少量パックや試供品で試してみたり、赤ちゃんの体型に合ったメーカーを選んだりするのも賢い方法です。
赤ちゃんが快適に過ごせるおむつを選んであげることは、お肌のトラブルを防ぎ、ご機嫌で過ごすための大切な要素です。この記事が、あなたの「おむつ選び」の参考になり、育児がもっと楽しく、スムーズになることを願っています。