【香川のうどん旅】絶対外せない!地元っ子も太鼓判の讃岐うどん店10選&賢い巡り方ガイド
「うどん県」として全国に名を馳せる香川県。「せっかく香川に行くなら、本場の讃岐うどんを心ゆくまで味わいたい!」そう思っている方は多いはず。でも、お店がありすぎて、どこに行けばいいのか迷ってしまいますよね。「有名店は混んでそう…」「地元の人しか知らない穴場ってあるの?」と悩むあなたのために、この記事では、香川県で本当に美味しい、そして記憶に残る讃岐うどん店を厳選して10店舗ご紹介します!
この記事を読めば、香川のうどんがもっと好きになること間違いなし。各店の魅力やおすすめメニューはもちろん、賢くうどん巡りを楽しむための「讃岐うどんの豆知識」や「お店のタイプ別楽しみ方」、そして「効率的な巡り方」まで、あなたのうどん旅を最高にする情報が満載です。さあ、つるつるシコシコの絶品うどんを求めて、香川の旅に出かけましょう!
讃岐うどんの魅力って?知っておきたい「基本のキホン」
香川のうどん、通称「讃岐うどん」には、他のうどんにはない特別な魅力があります。
- 唯一無二の「コシ」: ただ硬いだけでなく、口にした時に弾むような「もちもち感」と、しっかりとした「歯ごたえ」、そして「つるり」とした喉越しが特徴です。これは、小麦粉と塩水を練り、足踏みで生地を鍛え、熟成させるという独特の製法から生まれます。
- 「いりこ出汁」の旨み: 瀬戸内海のイリコ(煮干し)をベースにした、透き通った黄金色の出汁(だし)は、うどんの味を格段に引き立てます。お店ごとに個性が光る、深みのある味わいです。
- 多様な食べ方とスタイル: 「かけうどん」「ぶっかけうどん」「釜玉うどん」など、様々な食べ方があります。また、注文方法もお店によって異なり、「一般店」「セルフ店」「製麺所」といったタイプがあります。この多様性が、うどん巡りの楽しさの一つです。
香川県内で外せない!おすすめうどん店10選
香川県内には数えきれないほどうどん店がありますが、今回は特に人気が高く、それぞれの個性が光るお店をピックアップしました。
【セルフうどんの王道!】
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山越うどん(綾川町):
- 特徴: 釜玉うどん発祥の店として全国的に有名。山間にあるにも関わらず、開店前から長蛇の列ができるほどの人気店です。
- おすすめ: 熱々の麺に生卵と特製だし醤油を絡める「釜玉うどん」。まさにカルボナーラのようなまろやかさと、もちもちの麺が絶妙です。
- ポイント: 天ぷらなどのトッピングも豊富。屋外に席が多いので、天気の良い日に訪れるのがおすすめ。
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讃岐うどん がもう(坂出市):
- 特徴: 昔ながらの製麺所スタイルで、地元客から絶大な支持を得る超人気店。シンプルながらも、麺と出汁の美味しさが際立ちます。
- おすすめ: 「かけうどん(小)」。これぞ讃岐うどん!と言えるような、いりこ出汁の優しい香りと、コシのある麺をストレートに味わえます。
- ポイント: 営業時間も短く、売り切れ次第終了なので、早めの訪問が必須です。
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日の出製麺所(坂出市):
- 特徴: 普段は製麺所として営業しており、お昼の短い時間だけ店内でうどんを提供しています。工場の一角で食べるという、まさに「本場の味」を楽しめます。
- おすすめ: 「かけうどん」。出来立ての麺のコシとのど越しを存分に堪能できます。
- ポイント: 営業時間が11:30~12:30と非常に短いので要注意。持ち帰り用の生麺も販売しています。
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うどん さか枝(高松市):
- 特徴: 高松市内で働くビジネスパーソンにも愛される、朝早くから営業している老舗セルフ店。回転率も良く、気軽に立ち寄れる雰囲気が魅力です。
- おすすめ: 「かけうどん」はもちろん、季節限定の「しっぽくうどん」も人気。豊富な種類の天ぷら(ちくわ天、半熟卵天など)も外せません。
- ポイント: 高松市内に複数店舗ありますが、本店は県庁裏に位置し、アクセスしやすいです。
【こだわりが光る一般店・個性派店!】
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釜あげうどん 長田 in 香の香(善通寺市):
- 特徴: 讃岐うどんの代表的な食べ方の一つ「釜あげうどん」の名店。熱々の釜から上げたばかりの麺を、温かいつけ出汁でいただくスタイル。
- おすすめ: 「釜あげうどん」。いりこの香りが豊かで、やや甘めのつけ出汁に、つるつるもちもちの麺を絡めて味わいます。
- ポイント: 釜あげうどん専門のようなお店で、他に類を見ない出汁の美味しさに感動します。
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手打十段 うどんバカ一代(高松市):
- 特徴: 「釜バターうどん」が大人気のエンターテイメント性あふれるお店。早朝から行列が絶えません。
- おすすめ: 「釜バターうどん」。熱々の釜揚げ麺にバターと生卵、だし醤油を混ぜて食べる、まるでカルボナーラのような一杯。一度食べたら忘れられない中毒性があります。
- ポイント: 豊富な種類の天ぷらも揚げたてで美味しいので、ぜひ一緒にどうぞ。
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本格手打うどん おか泉(綾歌郡宇多津町):
- 特徴: 美しい盛り付けと、洗練された味が魅力の高級感のある一般店。
- おすすめ: 「ひや天おろし」。冷たい麺に、大きな海老天と大根おろしが乗った、見た目も美しい一杯。上品な出汁とコシのある麺のハーモニーが絶妙です。
- ポイント: 他のセルフ店に比べて価格帯は高めですが、その分、落ち着いた空間で上質なうどんを堪能できます。
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手打うどん はりや(高松市):
- 特徴: 高松市内の住宅街にひっそりと佇む隠れた名店。カウンター席のみの小さなお店ですが、その味は本物。
- おすすめ: 「かしわ天ぶっかけ」。ジューシーで大きなかしわ天と、コシのある麺、そしてキリッとしたぶっかけ出汁の相性が抜群です。
- ポイント: 麺がなくなり次第閉店するため、早めの時間帯に訪れるのがおすすめです。
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手打ちうどん もり(三豊市):
- 特徴: 市街地から離れた、まさに「ザ・穴場」といった雰囲気の、地元民に愛されるお店。
- おすすめ: 「肉ぶっかけうどん」や「カレーうどん」など、個性的なメニューも人気です。
- ポイント: 地元の人に混じって食べる、本場の雰囲気を味わいたい方におすすめ。
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純手打うどん よしや(丸亀市):
- 特徴: 製麺所併設型で、麺のコシにこだわり抜いたお店。醤油うどんの美味しさにも定評があります。
- おすすめ: 「しょうゆうどん」で、麺本来の風味とコシを存分に味わうのがおすすめです。鶏天やちくわ天も美味しいと評判。
- ポイント: 打ち立ての新鮮な麺の美味しさを追求したい方にぴったりです。
賢く楽しむ!讃岐うどん巡りのコツ
香川でうどん巡りをするなら、いくつか知っておくと便利なコツがあります。
- お店の「タイプ」を知る:
- 一般店: 席に着いて注文し、店員さんが運んできてくれる一般的なお店。
- セルフ店: 自分でうどんを受け取り、出汁をかけたり、天ぷらを取ったりするスタイル。
- 製麺所: 工場の一角などで、できたての麺を気軽に提供してくれるお店。営業時間やメニューが限定的なことが多いです。 これらを理解しておくと、入店時に戸惑いません。
- 「あつあつ」「ひやひや」を使いこなす:
- 香川のうどん店では、麺と出汁の温度を組み合わせて注文できます。
- あつあつ: 温かい麺に温かい出汁。
- ひやあつ: 冷たい麺に温かい出汁(麺のコシをしっかり感じたい人向け)。
- あつひや: 温かい麺に冷たい出汁。
- ひやひや: 冷たい麺に冷たい出汁(最もコシが強い)。
- ぜひ色々な組み合わせを試して、お好みの「温度」を見つけてください。
- 香川のうどん店では、麺と出汁の温度を組み合わせて注文できます。
- 少量ずつ、複数店舗を巡る:
- 多くのお店を巡るなら、各店で「小サイズ」を注文するのが鉄則!
- 天ぷらなどのトッピングも、お店ごとに厳選して楽しみましょう。
- レンタカーが便利:
- 有名店の中には、電車やバスの便が少ない場所にあるお店もあります。効率的に巡るなら、レンタカーの利用が最もおすすめです。
- 早朝から行動する:
- 人気店は開店前から行列ができます。また、麺がなくなり次第終了するお店も多いため、早朝から行動を開始すると、スムーズにたくさんのお店を回れます。
- 現金を用意する:
- 小規模なセルフ店や製麺所では、現金払いのみの場合も多いので、小銭を用意しておくと便利です。
まとめ:あなただけの「マイベストうどん」を見つけよう!
香川県の讃岐うどんは、まさに「食のエンターテイメント」。この記事でご紹介したお店は、どれも個性的で魅力あふれる名店ばかりです。
ぜひ、このガイドを参考に、あなただけの「マイベストうどん」を見つける旅に出てみませんか?つるつるシコシコの麺と、いりこの優しい出汁が、あなたの心と体をきっと満たしてくれるはずです!