冷え性必見!夜中の腹痛を防ぐ『お腹の温め方』完全ガイド|寝る前の新習慣
寒い季節だけでなく、夏場の冷房や冷たい飲み物の摂りすぎによって、一年中「お腹の冷え」に悩まされている方は少なくありません。特に夜中、急に差し込むような腹痛で目が覚めてしまうのは、体からの切実なSOSサインかもしれません。
手足が冷たくなる自覚はあっても、意外と気づきにくいのが「内臓の冷え」です。内臓が冷えると血流が滞り、腸の筋肉が異常に緊張したり、消化機能が低下したりして、夜間の腹痛や下痢を引き起こす原因になります。
この記事では、冷え性の方が抱える夜中の腹痛を根本から防ぐための「お腹の温め方」を徹底解説します。寝る前の数分でできる新習慣を取り入れて、朝までぐっすり眠れる体を手に入れましょう。
なぜ「冷え」が夜中の腹痛を招くのか
私たちの体は、睡眠中に深部体温が下がる仕組みになっています。しかし、もともと冷え性の方は、夜間に体温が下がりすぎることで内臓の働きに支障をきたしやすくなります。
腸の異常収縮(平滑筋の緊張)
お腹が冷えると、腸の壁を作っている「平滑筋」という筋肉がギュッと縮こまります。この急激な緊張が、差し込むような痛み(仙痛)の正体です。
血管収縮による血行不良
冷えによって腹部の血管が収縮すると、酸素や栄養が十分に行き渡らなくなり、老廃物が蓄積します。これが神経を刺激し、慢性的な鈍痛や不快感を生じさせます。
善玉菌の活動低下
腸内細菌は、体温が一定以上に保たれている時に活発に働きます。お腹が冷えて腸内温度が下がると、善玉菌の動きが鈍くなり、消化不良やガスの発生を招き、結果として腹痛に繋がります。
芯から温める!寝る前の「お腹温活」新習慣
冷えによる腹痛を防ぐには、表面だけでなく「内臓」まで温度を届けることが重要です。
1. 「腹巻き」をナイトウェアの必須アイテムに
最も簡単で効果的なのが腹巻きです。お腹には「神闕(しんけつ:おへそのこと)」や「気海(きかい:おへその下)」など、全身を温める重要なツボが集中しています。
素材選び: 蒸れにくく肌に優しいシルクやコットン、保温性の高いウール素材がおすすめです。
着用のタイミング: お風呂上がり、体温が逃げ始める前に着用するのがベストです。
2. 就寝1時間前の「白湯」習慣
内側から直接温めるには、白湯(さゆ)が最適です。
飲み方: 50度〜60度程度の温度で、ゆっくりと時間をかけて飲みます。
効果: 胃腸が温まることで副交感神経が優位になり、深い睡眠を誘う効果も期待できます。冷たい水は内臓を急激に冷やすため、寝る前は避けましょう。
3. 「カイロ」や「湯たんぽ」の正しい使い方
外部から熱を補う場合は、当てる位置がポイントです。
おへその下(丹田): 全身の血行を促進します。
腰の後ろ(命門・腎兪): 腰回りを温めると、骨盤内の血流が良くなり、腸の緊張がほぐれます。
※低温やけどを防ぐため、必ず衣類の上から使用し、就寝時には外すか適切な距離を保つようにしてください。
お風呂でリセット!内臓を温める入浴法
シャワーだけで済ませるのは、冷え性の方にとって腹痛のリスクを高める原因になります。
38〜40度のぬるめのお湯: 15分〜20分、じんわりと汗をかくまで浸かります。
みぞおちまでの半身浴: 心臓に負担をかけず、長時間内臓を温めることができます。
入浴後のマッサージ: お風呂上がりに、おへそを中心に「の」の字を書くように優しくマッサージすると、腸の蠕動運動が整います。
注意!その腹痛、冷えだけが原因ですか?
冷え対策をしても腹痛が改善しない、あるいは以下のような症状がある場合は、他の病気が隠れている可能性があります。
激しい痛みとともに吐き気がする: 胃腸炎や結石の可能性。
特定の場所(右下腹部など)が激しく痛む: 虫垂炎(盲腸)などの疑い。
便に血が混じる: 腸管の炎症やその他の疾患のサイン。
お腹を温めると逆に痛みが強くなる: 炎症性の疾患(虫垂炎など)の場合、温めるのは逆効果になることがあります。
このような場合は、無理に温めようとせず、速やかに内科や消化器内科を受診してください。
まとめ
夜中の腹痛は、日中の過ごし方やお腹への配慮で劇的に変えることができます。特に冷え性の方は、自分の内臓が思っている以上に冷えていることを自覚し、外側と内側の両方からケアしてあげることが大切です。
「腹巻きをする」「寝る前に白湯を飲む」といった小さな積み重ねが、あなたの睡眠を守り、翌朝の活力へと繋がります。
今夜から、冷え知らずの「温かいお腹」で、安心感に包まれた眠りを取り戻しましょう。
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